日本木材学会居住性研究会

2025年度技術セミナー

視覚刺激の作り方

 日本木材学会居住性研究会では,これまで「木材と人」に関する科学的なエビデンスや人の評価手法,特に生理面をテーマとした研究会を企画し,多くの皆様にご参加頂きました.昨年は少し目先を変えて,木材学分野において人を対象とする調査や実験をどのように行うのか,具体的に紹介,解説する実演付きの技術セミナーを開催しました.これが大いに盛り上がり,今年も技術セミナーを開催することとなりました.

 今回は,被験者に呈示する刺激,中でも視覚刺激について,これをどのように作成するのかノウハウを紹介します.また,視覚刺激の呈示の実演や,得られたデータの処理方法などについても解説します.多くのみなさまのご参加をお待ちしております.


[Aug.28 2025]
サイトをオープンしました.


日時

2025年10月24日(金)13:30~17:00(受付開始13:00)

会場

京都大学北部キャンパス内 農学部総合館(京都市左京区北白川追分町)
会場へのアクセスはこのページの最下段

内容

視覚刺激の作り方 仲村匡司(京都大学)
本物の木材ではなく,木材の画像を刺激に仕立てる際の考え方や画像処理法について解説します.

視覚刺激の呈示方法 実演
大型ディスプレイに等倍表示された材鑑像を観察,2つの画像の印象が等価になるように調整,VRゴーグルを着けて仮想現実木質空間に没入などを体験いただきます.

視覚刺激を用いた被験者実験 山口穂高(日本大学),仲村匡司(京都大学)
視覚刺激として画像を用いるとその印象をウェブベースで評価させることが可能になります.視線追跡装置を併用すると被験者の評価を視線で申告させることも可能です.そのような視覚刺激を用いた被験者実験の事例とデータ処理の方法などについて解説します.

※セミナー終了後,近隣の飲食店で情報交換会(17:30~19:30)を行います.


参加費

セミナー: 一般3,000円(内消費税272円)/学生1,000円(内消費税99円)
情報交換会:一般6,000円(内消費税545円)/学生3,000円(内消費税272円)

  1. セミナーおよび情報交換会の参加費はPeatixによる事前支払といたします.
  2. 当研究会は適格請求書発行事業者ではないためインボイスには対応できません.

資料集

冊子体を当日配布予定

定員

30名

参加申込,会費支払

参加申込および会費のお支払いは,イベント・コミュニティプラットフォームPeatix(ピーティックス)からお願いします.(Peatixについてはこちら
参加費の納入をもって参加申込の受付完了といたします.ご協力をお願いいたします.

申込・お支払いに際して不明点があればお問い合わせください.

参加申込期間
2025年9月1日(月)10:00~10月17日(金) 23:59

参加申込・会費支払に進む
(Peatixが別窓に開きます)

主催・共催

世話人


会場へのアクセス

北部キャンパス地図
campus map
10番の建物が農学部・農学研究科総合館です
赤○の入口から建物にお入りください
1階の廊下を東へ20m進んで赤点付近のS109学生実験室にお越しください

京都大学北部キャンパス(農学研究科)へのアクセスはこちらからも確認いただけます


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